【浦添市(沖縄電力)-豊田市(トヨタ自動車)】八回裏豊田市2死一塁、八木健太郎が盗塁を狙うもビデオ判定によりアウト =東京ドームで2024年7月19日、新宮巳美撮影

 東京ドームで19日に開幕した第95回都市対抗野球大会の開幕戦で、盗塁を巡るビデオ検証があった。

【浦添市(沖縄電力)-豊田市(トヨタ自動車)】八回裏豊田市2死一塁、打者・北村祥治の時、一塁走者・八木健太郎の二盗をめぐってビデオ検証となる=東京ドームで2024年7月19日、宮間俊樹撮影

 豊田市・トヨタ自動車―浦添市・沖縄電力戦の八回2死一塁の場面。豊田市の一塁走者の八木健太郎選手が盗塁を試み、セーフと判定されたが、浦添市の平田太陽監督が「チャレンジ」を要求し、検証の結果、判定がアウトに覆った。

 都市対抗のビデオ判定は第92回大会(2021年)で初採用された。当初は本塁打とエンタイトル二塁打の判定のみが対象だったが、導入翌年から範囲が徐々に拡大され、今大会からはアマチュア球界では初の試みとして、全ての塁でのアウト、セーフの判定なども対象になっていた。投球のストライク、ボールの判定などは対象外のままで、範囲はプロ野球の「リクエスト」制度とほぼ同じとなった。【吉川雄飛】

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