ことしのオールスターゲームにファン投票や監督推薦などで出場する選手はすでに決まっていますが、17日は両リーグから最後の1人を再びファン投票で選ぶ「プラスワン投票」の結果が発表されました。

セ・リーグからはDeNAのルーキー、度会選手が選ばれました。

度会選手は開幕から2試合連続でホームランを打つなど鮮烈なデビューを果たし、今シーズンここまで56試合の出場で、打率2割5分、ホームラン3本、23打点の成績をマークしています。

パ・リーグからは日本ハムの6年目、水谷選手が選ばれました。

水谷選手はソフトバンクに在籍していた昨シーズンまで5年間、1軍での出場はありませんでしたが、現役ドラフトで日本ハムに加入すると、今シーズンは交流戦で歴代最高となる4割3分8厘の打率をマークしてMVP=最優秀選手に選ばれるなど、ここまで、打率3割8厘、ホームラン3本、24打点の成績を残しています。

度会選手、水谷選手ともにオールスターゲームは初出場となります。

ことしのオールスターゲームは
▽第1戦が今月23日、去年オープンしたエスコンフィールド北海道で初めて開かれ
▽第2戦が24日に神宮球場で行われます。

度会隆輝「去年まで見ていた側だったのでうれしい」

DeNAの度会隆輝選手は「オールスターは去年まで見ていた側だったので出場できてうれしい。元気はつらつと全力プレーをすることがセールスポイントなのでそこを見てもらいたい」と意気込みました。

そして、「シーズンと違った雰囲気で試合ができるので、まずはフルスイングができるようにしっかり準備していきたい」と話しました。

水谷瞬「いろんな人に感謝したいし自分を褒めてあげたい」

日本ハムの水谷瞬選手は「聞いた時は冗談かなと思ったがプロ野球選手である以上出てみたかったので、うれしく思う。1年前なら考えられないことで、1年でここまでこられていろんな人に感謝したいし、自分を褒めてあげたい」と喜びを語りました。

そのうえで、オールスターゲーム出場に向けて「『オールスターに出たのに何やってんだよ』とか『そんな数字しか残せないのか』と言われないように、恥じないプレーをして、チームの後半戦の勢いに加わっていきたい」と意気込みを示しました。

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