(7日、第106回全国高校野球選手権宮崎大会1回戦 宮崎農7―6都城工)都城工の右腕エース三池悠真投手(3年)は高校生で珍しいアンダースロー。球速は出ないが、地面すれすれから浮き上がっていくような独特の軌道の球で、緩急を使って打たせて取るスタイルが持ち味だ。
中学まで主に外野を守り、高校から投手に転向した。監督から「腰の回転が横回転なので向いている」と言われ下手投げのフォームにしたという。
この日、三池投手は七回まで2失点。「そんなによくなかった。バックに助けてもらった」。直後の八回にチームは追加点を挙げ、4点リードでその裏のマウンドに上がった。
しかし、制球に苦しみ連続二塁打を浴びるなどして5失点。1点差で敗れたが、三池投手は「素人ピッチャーだった自分を最後までエースと言って、頼ってくれた。いい仲間に出会えた」。(後藤たづ子)
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