ことしのオールスターゲームは、▽第1戦が7月23日に去年オープンしたエスコンフィールド北海道で初めて開かれ、▽第2戦が7月24日に神宮球場で行われます。
7月2日のファン投票に続き、4日は選手どうしの投票の結果が発表され、パ・リーグから5人、セ・リーグから2人の、合わせて7人が新たに選ばれました。
このうちパ・リーグのファーストでは、今シーズン、西武からソフトバンクに移籍し、ここまでリーグトップに並ぶ13本のホームランを打っている山川選手が5回目の選出となりました。
サードでは、リーグ3位の45打点をマークしているソフトバンクの栗原陵矢選手が3回目の選出となりました。
指名打者では、ロッテのポランコ選手が初めてのオールスターゲーム出場を決めました。
さらに、西武からショートの源田壮亮選手が6回目、セカンドの外崎修汰選手が3回目の選出となり、チームで二遊間を組む2人がそろっての出場を決めました。
一方、セ・リーグの外野手では、ここまで打率、打点の2部門でリーグトップの数字をマークしている、ヤクルトのサンタナ選手が初めて選ばれました。
ピッチャーでは、6勝をあげている巨人の戸郷翔征投手が4回目の選出となりました。
山川穂高「盗塁をしてみたい」
山川穂高選手は「ノーヒットノーランを達成した巨人の戸郷投手から打ちたいと思います。これまでオールスターではホームランを打ったことはあるので、盗塁をしてみたいです」と話していました。
栗原陵矢「捕手で出場 直訴しようと思う」
サードで選出された栗原陵矢選手は「エスコンフィールド北海道の一塁側のベンチやロッカーに入れるのを楽しみにしています。盗塁を刺したいので、キャッチャーで出場させてもらえるように、オリックスの中嶋監督に直訴しようと思います」と話し、かつて本職だったキャッチャーでの出場に意欲を示しました。
ポランコ「パワーポーズできるよう頑張る」
ポランコ選手は球団を通じて「とても興奮しているし、とてもハッピーです。選手間の投票で選ばれるということは選手の皆さんに認めてもらっているということなので、とても光栄です」とコメントしました。
そのうえで「オールスターで選ばれるという経験は私にとって初めてなので、とにかく楽しみたいですし、その瞬間、瞬間をしっかりと記憶に刻んでいきたいと思っています。エスコンフィールドも神宮球場も大好きな球場。ホームランを打ってパワーポーズができるように頑張ります」と意気込んでいました。
源田壮亮 “外崎といい感じのゲッツーを”
源田壮亮選手は「選手間投票での選出はファン投票とは違ったうれしさがある。ふだん戦っている選手に選んでいただいてすごく光栄だし、うれしい」と話しました。
ショートを守る源田選手は、同じく選手どうしの投票で選ばれた西武のセカンドの外崎選手の名前を挙げ、「一緒に出るタイミングがあれば、いい感じのゲッツーがとれればいいなと思う」と話し、チームメートとのダブルプレーをイメージしていました。
外崎修汰 “球が速い投手からホームラン打てれば”
外崎修汰選手は「一緒にプレーしている選手からの投票が選出につながっていると思うのでありがたい」と喜びを語りました。
そのうえで「球が速いピッチャーと対戦してホームランが打てればいいなと思う。元気に一生懸命プレーしている姿を見てもらって、なにか賞がとれたらいい」と意気込みを語りました。
サンタナ「まずは場の雰囲気を楽しみたい」
サンタナ選手は「球界のすばらしい選手と同じグラウンドに立つことをとても楽しみにしているし、ほかの選手との親交も深められたらと思う」と話しました。
第2戦がヤクルトの本拠地の神宮球場で行われることについては「ヤクルトファンや東京のファンが多く来てくれるので最高だ。チームメートの村上選手とアベックホームランを打てたらいいが、まずはその場の雰囲気を楽しみたい」と意気込んでいました。
戸郷翔征 “対戦したい選手はソフトバンクの近藤健介”
戸郷翔征投手は「初めて選手間投票で選ばれて一番うれしいし感謝している。12球団のファンの方が集結してふだんとは違う盛り上がり方をするし、他球団の選手と話もできて有意義な時間を過ごせる」と話していました。
そして、対戦したい選手を聞かれると、ソフトバンクの近藤健介選手の名前を挙げ「全部ストレートで勝負したいが、打たれそうなので迷っている」と笑顔で話していました。
オールスターゲームの出場選手は、7月8日に監督推薦、17日に両リーグそれぞれ最後の1人をファン投票で選ぶ「プラスワン投票」の結果が発表され、全員が出そろいます。
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