(前年優勝校 土浦日大 前年参加チーム数89)

 今春の選抜大会に出場し、関東大会でも準優勝した常総学院に注目が集まる。エースの小林芯汰のほかにも投手層に厚みが出てきた。関東大会では、準々決勝で選抜優勝の健大高崎(群馬)を相手に、八回まで2桁背番号の3人が継投してリードを守った。小林が2戦連続で本塁打を放ち、4番武田勇哉を中心に4試合で計25打点と打線も好調だ。

 鹿島学園は、春の県大会決勝で常総学院に3―4で惜敗。昨秋から2季連続の関東大会出場を果たし、勢いがある。投打の軸の中根健太郎の活躍が、夏の飛躍の鍵を握る。土浦日大は、春は鹿島学園に敗れて県大会8強。昨夏の甲子園4強入りのメンバーも残る。秋、春連続で県大会4強入りした水戸一もあなどれない。(古庄暢)

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