錦木関など4人の岩手県出身力士が所属する大相撲伊勢ノ海部屋の合宿が、6月11日から岩手県奥州市で始まりました。
迫力あるぶつかり稽古に集まった人たちは大喜びで見入っていました。

奥州市の水沢公園相撲場で11日から始まった夏合宿。
伊勢ノ海部屋が奥州市で合宿を行うのは6年ぶり2回目です。

現在、伊勢ノ海部屋には盛岡市出身・東前頭七枚目の錦木をはじめ、奥州市出身・西幕下三十八枚目の漣、一関市出身・三段目の鬨王、盛岡市出身・序二段の曽我と県出身力士が4人所属しています。

朝8時半から始まった公開稽古には、約200人が見学に訪れました。
11人の力士がぶつかり稽古などで約80分汗を流しました。

見学に来たファン
「楽しみにしていた。朝一番に来てここを陣取って座っていた。体が大事だと思うので、けがなく長く(相撲を)取ってほしい」

見学に来たファン
「錦木関が岩手に来ると聞いて飛んできた。大きくて関取の貫録があってすごく強いと思う」

力士たちは稽古の後、集まった人たちと一緒に相撲の動きを入れた体操をしたり、記念撮影をしたりして交流を楽しんでいました。

奥州市出身 漣
「近所の方がいっぱい来て、緊張したし恥ずかしかったが、稽古はいつも通りできた気がする」

盛岡市出身 錦木
「(来場所の)目標は優勝できるように頑張る。そして岩手県を盛り上げていきたい」

夏合宿は水沢公園相撲場で6月16日まで行われ、朝8時半からの稽古は13日(木)以外、毎日見学することができます。

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