国会では、政治資金規正法の改正に向け、衆議院の特別委員会が開かれています。

5日午後には採決が行われ、自民党の修正案が与党と日本維新の会の賛成で可決される見通しです。

国会記者会館から、フジテレビ政治部・阿部桃子記者が中継でお伝えします。

維新とのゴタゴタでずれ込んだ審議がようやく行われ、野党側は自民党の迷走ぶりを厳しく批判しています。

立憲民主党・太栄志議員:
きのう岸田首相が入って委員会質疑する予定だったのが、突然流れてしまう、こんなドタバタ劇が起こっている。この今回の混乱の原因なんだったのか

自民党・鈴木馨祐議員:
私も提案者の立場でも全体像は把握できる立場にはない

立憲民主党・太栄志議員:
混乱しております

立憲民主党はさらに、自民党と維新が合意した政党から議員に支給される政策活動費の扱いについても不明確な点が多いと追及しました。

立憲民主党・太栄志議員:
残念ながら今回の法案見ても、やっぱりブラックボックス。なぜ10年後なのか。黒塗りで大量に10年後に出てくる可能性もあると

自民党・鈴木馨祐議員:
ガバナンスの下で不適切な手法があってはいけない。それを法的にしっかりと担保するということで、今回の法改正をしている

午後には岸田首相が出席しての質疑と採決が行われ、自民党の修正案が自民・公明・維新の賛成で可決されます。

これにより、法案は6日の本会議で衆議院を通過する見通しです。

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