交通事故などで脳を損傷することで生じる高次脳機能障害について、宮崎県は支援者を養成する研修を行うための予算案を6月定例県議会に提案します。

高次脳機能障害は、交通事故や病気などにより脳を損傷することで認知機能が低下する障害です。県内では支援体制が十分ではなく、家族会は「専門知識をもった人材を増やしてほしい」と要望していました。

国からも各都道府県へ支援者養成研修の実施を求める通知があったことから、県は6月定例県議会に提案する補正予算案に、障害福祉サービス事業所や相談支援事業所の従業員などを対象に研修を行う事業を盛り込みます。

予算額はおよそ360万円です。専門知識をもった人材を育てることで、支援力の向上を図るとともに支援ネットワークを強化したいとしています。

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