2024年4月以降、鹿児島県警の現職警察官3人が相次いで逮捕された問題について、5月30日の県議会代表質問で、議員がこれまでの捜査状況や情報漏えいの原因について説明を求めましたが、県警本部長はこれまでの説明を繰り返しました。
県警では2024年4月以降、捜査資料を漏えいした疑いや不同意わいせつの疑い、盗撮の疑いで、相次いで3人の現職警察官が逮捕されています。
このうち情報漏えいを巡って、30日の県議会代表質問で、これまでの捜査状況や漏えいの原因について議員が説明を求めました。
これに対し、県警の野川明輝本部長は「業務を円滑に進めたり組織での評価を高める目的で流出した」というこれまでの説明を繰り返しました。
これを受けて、議員がより詳しい説明を求めて再質問しますがー
県警本部・野川明輝本部長
「繰り返しになるが、捜査・調査を進めた結果、県警の元巡査長が警察活動の一環として、福岡県在住の会社役員と接触し、情報を提供する見返りに様々な話が入りやすくする。その結果、自己の組織の評価を高めたかったと」
自民党・角野毅県議
「ただいまの本部長の答弁で、納得できた県民は本当に少ないと考える。全容解明を行うとともにその内容を余すことなく明らかにすることを厳に要請する」
県議会では6月3日から一般質問が行われます。
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