自民党安倍派(清和政策研究会)の菅家一郎衆院議員は27日の記者会見で、派閥からのキックバック(還流)を自らの政党支部に寄付し、所得税の一部で控除を受けていたと明かした。

一方で政党支部に入金し全額収支報告したため「不記載や裏金は一切ない」と述べた。議員辞職や離党については「説明責任を果たしていく」と否定した。

菅家氏は2022年までの5年間で、派閥からのキックバック1289万円と個人資金を合わせて政党支部などに寄付したと説明した。

24年1月派閥が政治資金収支報告書を修正したのに合わせ「(キックバックの)控除分は全額返還し会計処理をしてきた」と話した。「派閥のそういった対応が大きな問題だ」と指摘した。

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