ことし7月の大雨を受け、酒田市が11月に示した復旧・復興方針案について、竹田地区の住民と意見交換会が開かれた。
酒田市の竹田地区は、7月の大雨による内水氾濫で床上浸水や田畑の冠水など大きな被害があった。
住民からは、国が地区内に設置している「排水ポンプ」について、機能拡充を求める声などが挙がっている。
22日、市が1月の策定を目指す「復旧・復興方針案」の説明を行った後、地域住民との意見交換が行われた。
この中での話題は、最大の関心事の「排水ポンプ」が中心となり、住民からはあらためて今よりも排水能力が高い新たなポンプの設置を求める声が相次いだ。
竹田地区の治水をめぐり、酒田市・国・県は3者で調整会議を設け、包括的な「減災対策」を検討しているが、ポンプの新設を求める住民側とは考え方に隔たりがある。
大雨で故障した排水ポンプについて、国は2026年度までに本格復旧する方針を示している。
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