立憲民主党など野党各党の国対委員長が23日、国会内で会談し、自民党派閥裏金事件を巡る真相究明のため、旧安倍派の元会計責任者を衆院予算委員会に参考人として招致を求めることを確認した。24日午前の予算委理事会で与野党が合意しての招致決定を目指すが、難航すれば野党だけで議決することもやむを得ないとの認識でも一致した。
会談には立憲、日本維新の会、国民民主、れいわ新選組、共産、有志の会の6党・会派が参加した。終了後、立憲の笠浩史国対委員長は記者団に、衆院政治倫理審査会で多くの旧安倍派議員が元会計責任者の指示で収支報告書に記載をしなかったと発言しているとして、「なぜ指示をしたのか明らかにされなければならない」と主張。「来年の通常国会を円満な形で迎えるためには、参考人招致が必須という認識で一致した」と述べた。【池田直】
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