大阪府四條畷市長選で、タブレット端末を使った電子投票をする有権者(22日)

22日投開票の大阪府四條畷市長選と市議補選は、全国で8年ぶりに電子投票で実施された。目立ったトラブルはなく開票作業は約1時間40分で終えた。2020年に市長選と市議補選を実施した際は約2時間かかっており、わずかながら作業時間を短縮した。

投票所で、有権者は記載台に置かれたタブレットに表示された候補者名をタップして投票した。操作方法に戸惑う有権者がいた場合などにサポートするため、投票に関わる職員は117人と37人増やした。開票に携わる職員の数はおよそ3分の1の27人に減らした。

電子投票には京セラが開発したアプリを採用した。委託料として約4450万円を支払った。市選挙管理委員会の担当者は「正確かつ適正に進められた」と説明した。今後も電子投票を継続する考えだ。

市長選は無所属新人の争いで、元市職員の銭谷翔氏(36)が元市議の渡辺裕氏(50)を約1100票差で破り初当選した。

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