立憲民主党の野田代表は22日、学校給食の無償化に向けた法案を、国会に他の野党と共同提出したい考えを示した。
野田氏は福島市で記者団の取材に応じ、学校給食無償化について、「最も野党共闘しやすい法案だと思う」と述べ、「5000億円か6000億円(の予算が)あればできる話だ。一挙に実現に向けて頑張っていきたい」と意欲を示した。
また、24日に成立する見通しの政治改革関連法案について「政策活動費の全廃に至ったのは、7党派で共同提案をしたことと、その他の野党も含めて賛同してもらう可能性が高まったことで、自民党が合意せざるを得なくなった」として、「野党が固まって物事を要求していけば、与党も飲まざるを得なくなるという可能性をよく感じた」と述べた。
さらに、「国会の中での共闘をやっていくことによって、(参院選の)1人区ので一本化の調整などに生かしていきたい」と国会内での協力を、野党の選挙協力につなげたい考えを示した。
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