防衛省は20日、外国政府との協議内容など「省秘」に指定された情報の扱いが不適切だったとして、内部部局の防衛事務官男女3人を減給30分の1(1カ月)の懲戒処分とした。外部への情報流出は確認されていないとしている。いずれも本人からの申告で判明した。

防衛省によると、3人はそれぞれ別の部署に所属。30代男性は昨年10月、省秘の内容を含むデータを取り扱いが認められていないパソコンで作成し、同僚にメールした。20代女性も今年4月に同様の行為をした。

30代女性は6月、省秘を含むデータを決裁システムに載せ、他の職員が閲覧できる状態にした。〔共同〕

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