進展が見られない拉致問題について、風化を防ぎ解決への機運を高めようと自民党県議団が問題の啓発を推進する条例の制定を目指していることがわかりました。

横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから今年で47年…進展が見られない中、被害者家族の高齢化や問題の風化などが懸念されています。

こうしたなか自民党県議団が、早期解決に向けた機運を高めるため、拉致問題の啓発を推進する県の条例の制定を目指していることが関係者への取材でわかりました。

条例案では県が市町村・教育機関などと連携して取り組みを行い、その内容について公表することを明記。また、めぐみさんが拉致された11月を啓発月間とし集中的に取り組む方針も盛り込む考えです。

自民党県議団はパブリックコメントを実施した上で2月県議会に条例案を提出する方針です。

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