石破茂首相は20日、首相官邸で開かれた防災立国推進閣僚会議の初会合で、災害対応の強化に向けて災害対策基本法や災害救助法の改正案を2025年1月召集の通常国会に提出するよう関係閣僚に指示した。
首相は会合で「頻発する災害から国民の生命、身体、財産を守り抜くのは国家の使命だ」と強調。「国による災害対応の強化、被災地における福祉支援の充実、ボランティアの皆様方との連携促進などのため」、法改正に「万全を期していただきたい」と述べた。
併せて26年度中の防災庁設置に向け、有識者会議で具体的な検討を進めるよう指示した。能登地方の各避難所に職員を派遣し、被災者の要望把握などに努めることも求めた。【園部仁史】
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