公明党の斉藤代表は、「103万円の壁」について、与党と国民民主党との協議が「123万円」への引き上げとすることで、一旦打ち切りとなったことについて、引き続き協議を続けたいとの考えを示した。

斉藤氏は19日、「103万円の壁」を巡って自民・公明両党と国民民主党の3党の幹事長間が今月交わした3党合意に対して国民民主党から「合意を無視した」との批判が上がっていることについて、「全くそのようには考えていない」として、今後も178万円への引き上げを目指して協議を継続する考えを示した。

ただし、「財政的課題を解決せずに政策を進めることは出来ない」と指摘し、「123万円」を超える壁の引き上げについては、税収減を埋め合わせる財源の問題を3党で議論するべきだとの考えを示した。

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