渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆が死去したことを受け、自民党の茂木敏充前幹事長は19日、国会内で記者団に「戦後政治の生き証人、大切な方を失ってしまった。まさにマスコミ界のリーダーとして日本の言論を引っ張ってこられたことに敬意を表したい」と語った。
茂木氏は読売新聞政治部記者などを経て1993年衆院選で初当選した。茂木氏は「10年以上にわたって毎年何回かお目にかかり、ご指導いただいてきた。期待もしてもらったし、いろいろなことを教えてもらった。心から感謝している」と悼んだ。「非常にチャーミングな方だった」と語り、「時々の政局を非常にご存じだったが『茂木くんから見てどうなんだ』と(尋ねられて)話を聞いてもらった。生涯ジャーナリストだった」と振り返った。【加藤明子】
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