県内の中学生の7割以上がスマートフォンを持つ時代に、SNSでどのように情報を発信するのか、中学生が新しい教材を使って授業を受けました。
長崎市の小ヶ倉中学校では、生徒たちがSNSを正しく使えるように、と情報モラルについて学ぶ公開授業が行われました。
授業では、2年生26人がグループに分かれ、SNSで実際に起こりそうなやりとりを見ながら、それぞれの印象を話し合いました。
生徒
「一文だけだと悪口みたいに聞こえる、だからほかの(言葉を)付けるとか」
18日の授業で使ったのは、「GIGAワークブックながさき」です。
県教委やインターネット企業などが今年7月に制作した教材で、SNSでの情報発信の仕方や写真を撮影するときの注意点など、デジタル社会でのマナーについて学ぶことができます。
子どもたちは、それぞれの考え方の違いを知り、SNSで心地よくやり取りをする方法を理解したようでした。
生徒
「感情が分かりやすいように送ったりとか、もっと言葉を付け加えたりして文章を伝えられればと思う」
教材は小学生から高校生まで3段階に分けて作られていて、県教委のホームページで誰でもダウンロードして使うことができます。
関連情報)
県内の公立の小中高校では、学年が上がるごとにスマートフォンの使用率が上がり、小学校高学年(5,6年生)では55.3パーセント、中学生は76.1パーセント、高校生は97.7パーセントが所持している(2023年4月~2024年3月時点)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。