4月に行われた衆議院島根1区の補欠選挙で当選を果たした立憲民主党の亀井亜紀子議員が6日、当選後初めて国会に登院しました。

午前9時頃、大勢の報道陣が待ち受ける中、国会議事堂に姿を見せた立憲民主党の亀井亜紀子衆議院議員。
まずは議員の出欠を表す電光ボードで自分の名前のボタンを押しました。そして議員バッジを職員につけてもらいました。

記者
「バッジに手をあててもらえますか?」

笑顔で報道陣のリクエストに応えます。

4月28日に投開票された全国3つの補欠選挙のうち、唯一の与野党対決として注目された島根1区で、亀井議員は自民党候補に2万4000票余りの大差をつけて当選。衆院選に小選挙区制が導入された1996年以降、島根県の選挙区で野党が議席を獲得した初のケースとなりました。

立憲民主党・亀井亜紀子衆院議員
「ようやく帰ってきたと、それもちゃんと選挙区で勝ったので、堂々と帰って来られて良かったなと率直にそういう気持ち。衆参あわせて10年の経験がありますし、それが私の両方とも経験しているという強みだと思う。この立憲民主党でできるだけ質問の機会なども頂いて、思いっきり活動したい」

亀井議員は、これまで参議院議員と衆議院議員をそれぞれ1期務めていて、2021年の衆院選落選以来約3年ぶりの国政復帰に決意を新たにしています。

立憲民主党・亀井亜紀子衆院議員
「政治とカネの問題だけではなくて、地方の衰退、特に30年間の地方の衰退についてかなり強く訴えてきたので、従来自民党がおそらく拾っていたであろう地方の声をしっかり国会に伝えていきたい」

亀井議員は、政治改革や食料危機に関する法案の議論に積極的に参加したいと語るとともに、地方の声をもっと国政に届けたいと改めて意欲を示しました。その手腕と成果に注目です。

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