8月6日の平和記念式典で広島市長が読み上げる平和宣言に関する懇談会が開かれ、松井市長は世界情勢を踏まえ、これまで以上に市民社会の持つ役割が重要となっているとの認識を示しました。

懇談会には、広島市の松井市長を座長に被爆者や学識経験者など8人が出席しました。
冒頭、松井市長はロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の悪化などにより、市民社会からも核兵器や戦争、紛争といった暴力もやむを得ないとする意見が増えている傾向に、危機感を示しました。

その上で、為政者が平和的解決に向けた外交政策へ転換することを促すために、市民社会に「平和文化」を根付かせることの重要性を平和宣言で強調することを提案しました。

松井市長は来月の会合で平和宣言の骨子を、7月には最終案を提示する予定です。

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