公明党の西田幹事長は17日、与党と国民民主党の税制協議が引き上げ額を巡り暗礁に乗り上げる中、「話になるような提案をしなければいけない」と述べ、123万からさらに引き上げて提案することに含みを見せた。

年収103万円の壁の引き上げを巡って17日、与党は国民民主党に対して前回示した123万円へと引き上げる主張から新たな提案は行わず、協議は物別れに終わった西田幹事長は、国民民主党との協議が打ち切りとなったことに「話になるような提案をしないと前に進まない」と述べ、与党側が国民民主党に示している123万円への引き上げ幅をさらに引き上げる余地に言及した。

自民・公明・国民民主の3党は11日、それぞれの幹事長の間で「103万円の壁」について178万円を目指して2025年から引き上げることで合意している。

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