自民党の派閥の政治資金問題を受け、衆議院の政治倫理審査会で、旧安倍派の稲田元防衛相らが弁明を行い、パーティー券収入のキックバックについて「知らなかった」と述べました。

自民党・稲田朋美元防衛相:
パーティー券についてノルマがあることは知っていましたが、金額について意識しておらず、常にノルマは達成できずにいるとの認識でしたので、還付制度についても知りませんでした。

約9カ月ぶりに開かれた政倫審で稲田氏は「全て私の責任だ」と陳謝しました。

また、10万円の不記載で政務官を辞任した加藤竜祥議員も「派閥総会でノルマ分のみ売ればよいとの指示があったと思う」と述べ、キックバックの仕組みを認識していなかったと説明しました。

17日は4人の議員が出席し、19日までに萩生田元政調会長らを含む合わせて15人が弁明する予定です。

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