日本維新の会の岩谷良平幹事長は17日収録のBSテレ東「NIKKEI日曜サロン」で2025年度予算案への対応について言及した。維新が求める教育無償化や社会保障改革が予算案に反映されれば賛成するか問われ「それはある」と答えた。
岩谷氏は「しっかりと交渉して政府・与党の答えを見ながら決めていきたい」と話した。「野党だから本予算に賛成してはいけないみたいなのは、それこそ古い政治だ」と指摘した。
維新は自民、公明両党と教育無償化の実務者協議を設置することで合意し、12日の衆院本会議で可決された24年度補正予算案に賛成した。
3党の政調会長は16日に国会内で会談し、25年度予算案を巡り、維新が求める教育無償化や社会保険料の低減について意見交換した。自民党の小野寺五典政調会長は会談後、記者団に「教育無償化をどのような形で実現するかは3党で議論をしていく」と述べた。
維新の青柳仁士政調会長は記者団に「教育無償化を目指していく中で予算にも反映していくという意識はお互いに確認をしている」と強調した。
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