石破首相は福島県を訪問し、原発事故によって生じた除染土の仮置き場を視察しました。

石破首相は14日午前11時半ごろ、福島・双葉町の帰還困難区域を訪れ、除染作業で取り除いた土の仮置き場の状況を確認しました。

政府は除染土の再利用などの加速に向け、全ての閣僚による会議を12月中に新設する方針で、石破首相は午後、福島・大熊町の中間貯蔵施設も視察します。

また、就任後、初めて福島第一原発の構内に入り、廃炉作業の説明を受けた上で、記者団の取材に応じる予定です。

政府関係者によりますと、石破首相は、廃炉作業の本格化にあたり東京電力に安全管理の徹底を求める考えや、帰還困難区域の避難指示を将来的に全面解除する決意などを表明する見通しです。

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