超党派の「日韓議員連盟」は11日、国会内で韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による「非常戒厳」の一時宣言を巡る混乱について意見交換した。会長を務める自民党の菅義偉副総裁は「韓国の内政が流動的になっている時だからこそ、議員外交の役割が高まっている」と訴えた。
「国際社会のさまざまな課題にパートナーとして協力すべき重要な隣国であること、日韓関係の安定が不可欠であることは変わりがない」と強調した。外務省が最新の情勢について報告した。
10月の衆院選で武田良太元総務相ら議連幹部が落選した。幹事長に長島昭久首相補佐官、事務局長に宮内秀樹氏が就く新体制を決めた。2025年の国交正常化60年に向けて韓日議員連盟と合同で記念事業に取り組む方針も確認した。
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