福井県議会議員6期目で、議長などを歴任した仲倉典克県議会議員が11日、任期満了に伴う2025年2月の南越前町長選挙に立候補する意向を明らかにしました。
仲倉県議は11日、自身が所属する自民党福井県議会の会合で、南越前町長選挙に立候補する考えを伝え、終了後、報道陣に明らかにしました。仲倉氏は「自分を幼少期から育んでもらった故郷へ、今までの経験や知識をもって奉公していくことが自分の役割であると確信し、強い覚悟をもって決意を固めた」と出馬の理由を語りました。
仲倉県議は越前市今立郡南条郡選挙区選出の57歳です。2003年の県議選で初当選し、第97代議長などを歴任し、現在6期目です。19日に地元の南越前町で出馬会見を行い、正式に立候補の意向を表明する予定です。12月県議会最終日の24日に県議の辞表を提出するとしています。
南越前町選挙では、現職で2期目の岩倉光弘町長が今期限りでの引退を表明していて、町長選挙に名乗りを上げたのは仲倉県議が初めてです。
県議の越前市今立郡南条郡選挙区では、斉木武志氏が10月に行われた衆院選出馬のため失職していて、仲倉議員が辞職すれば2人目の欠員となり、補選が行われる見込みです。
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