政党支部や議員の後援会など、県内にある政治団体の去年1年間の政治資金は収入が約6億9600万円で、2年連続の減少となりました。
県選挙管理委員会によりますと、去年1年間の政治資金収支報告書を提出したのは県内にある654団体のうち639団体です。
収入の総額は約6億9600万円で、前の年より1.6%減少しました。
減少は2年連続です。収入の内訳は、「寄付」が約2億9300万円と最も多く、次いで政党本部や支部からの「交付金」、「党費または会費」となっています。
政党別では、自民党が約2億6000万円で最も多く、次いで共産党、立憲民主党となっています。
また、政治資金パーティを開いたのは6つの団体で、収入は前の年の5倍を超える約6800万円でした。
コロナ禍の収束が要因の1つとみられています。
一方、支出の総額は約7億3600万円で、2年ぶりに増加しました。
収支報告書は県選挙管理委員会のホームページで公開されています。
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