佐賀市は9日に行われた11月定例議会の一般質問で、タクシーの免許がなくても一般のドライバーが有料で乗客を送迎できる「ライドシェア」について、導入後の実績などを説明しました。

佐賀市によりますとライドシェアは、導入された今年の10月1日から11月4日までに市内で258回利用されたということです。
この期間、市内では大型のイベントが行われていて、1日あたりの平均利用数は、イベントがない期間の4.7回に対し、国スポ期間中は7.5回、全障スポ期間中は8.3回、バルーンフェスタ期間中は16.2回と県外からの人を中心に多く利用されたということです。
また、11月5日以降はタクシー不足が予想される週末の夜間のみ運行。
先週金曜までの10日間の利用は127回、1日平均12.7回利用されているということです。

一方、採算性が厳しく経営面で課題があることから、市はタクシーや配車アプリの事業者と連携しながら適切な運行体制へ改善していきたいとしています。

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