自民党の森山裕幹事長は10日の記者会見で、派閥裏金事件で発覚した政治資金収支報告書の不記載相当額を寄付する案について「年内に一つの方向性を示したいという気持ちで調整を進めている」と語った。
党政治改革本部は11月にまとめた論点整理で、裏金事件で発覚した不記載相当額の2倍(約14億円)を、東日本大震災や能登半島地震の復旧・復興のために党から寄付する案を示し、党執行部で具体的な対応方針の検討を重ねていた。【川口峻】
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