普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り沖縄防衛局が大浦湾側の埋め立て工事に使用する杭の加工などを中城湾港で行っていることが関係者への取材で分かりました。
沖縄市の中城湾港に接岸しているのは普天間基地の辺野古移設で大浦湾側の地盤改良工事に使用されるサンドコンパクション船です。陸上には杭のようなものが並べられていています。
ここは沖縄総合事務局が管理しているエリアで大浦湾側の埋め立て工事で使用する杭の仮置きや加工が行われていることが関係者への取材で分かりました。
また、この船は海面から70メートル以上の深さの地盤工事に対応するため今後、中城湾港で整備されることになっています。
一方、金武湾の沖合には杭打ち工事を実施するもう一隻のサンドコンパクション船が停泊しています。
沖縄防衛局は11月、うるま市の宮城島から搬出した土砂を中城港湾から船で大浦湾に運んでいてこれとあわせて杭の加工や船の整備を進めることで移設工事を加速する考えです。
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