発射される「12式地対艦誘導弾」の能力向上型=防衛省提供

防衛省は6日、相手のミサイル発射拠点などをたたく反撃能力を担う「12式地対艦誘導弾」の能力向上型の発射試験を初実施したと発表した。10〜11月にかけて5回試験した。

東京都新島村にある防衛装備庁の実験場で、地上発射型と艦艇発射型の2つを試した。発射やその後に正しく飛ぶことができるか確認した。

能力向上型は三菱重工業が開発する。最終的に射程を1000キロメートル超にのばす。地上発射型は2025年度、艦艇発射型は26年度までに開発を終える予定だ。

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