6日の熊本市議会一般質問で、今年10月に行われた衆院選の年代別投票率が発表されました。
一方、来年夏に予定される参院選の投票所について、熊本市は暑さ対策で場所の変更を検討していることが明らかになりました。
今年10月に行われた衆議院選挙、熊本市の投票率は全国平均よりも、熊本県平均よりも低い48.90%でした。
熊本市選管の発表によりますと、年代別では20代が28.66%と最も低く、最も高かったのは70代で66.79%。年代が上がるにつれ、投票率が高くなる全国的にみられる傾向と同様だったことが分かりました。
一方、6日の一般質問で島津 哲也 議員は、来年夏に予定される参議院選挙について質問。「夏場の選挙となるが、投票所の中にはエアコンのない学校体育館が多く、終日対応する選挙立会人や事務従事者の体調が懸念される」と指摘しました。
【熊本市選挙管理委員会 福島 慎一 事務局長】
「学校体育館投票所の暑さ対策として、エアコンが設置されている普通教室や特別教室などを利用できないか、教育委員会と協議を行っており、セキュリティーや動線の確保など課題が整理された学校について、次の参議院選挙から投票場所を変更していきたい」
熊本市では現在、当日投票所150カ所のうち76カ所が学校体育館となっています。
【2024年10月衆院選・熊本市投票率】
10代 36.29%
20代 28.66%
30代 40.10%
40代 46.84%
50代 56.75%
60代 64.98%
70代 66.79%
80代以降 43.84%
【熊本市平均は48.90%】
【全国平均53.85%】
【熊本県平均52.06%は全国35位】
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