国会で5日、衆院の予算委員会が開かれ、30年ぶりに野党からの委員長となった立憲民主党の安住氏は、初めての委員会質疑を終えた後「あっという間に過ぎたので、自分としては集中していたなと思う」と所感を述べた。
記者団から少数与党の国会で野党の委員長としての心がけを問われると、安住氏は「万機公論に決する。個人的な意志はない」とした上で「国民の皆さんが見ておかしな答弁があればもう1回やり直してもらうし、おかしな質問があればいさめるし、そういう中でだんだん収斂されていく」と答えた。
また、石破首相の答弁ぶりについて安住氏は「本会議よりは一対一の方がお元気になられた感じだった」と評価した。
一方、予算委員会終了後に開かれた理事会では、10、11日の2日間でそれぞれ7時間ずつの基本的質疑を行うことで与野党が合意した。
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