日本維新の会の前原共同代表は5日、新執行部発足の挨拶回りを行い、石破首相と国会内で会談した。
会談で、前原氏は、10月の衆院選を受けて自民・公明両党が少数与党になったことを踏まえ、「熟議の国会は野党にも責任がある」と石破首相に述べた上で、「我々も単に批判をするだけではなくて、具体的な項目において我々の考え方を示して議論する」と自らの決意を伝えた。
これに対し、石破首相は「ぜひ宜しくお願いします」と応じたという。会談には自民の森山幹事長、維新の岩谷幹事長が同席した。
会談後、前原氏は「教育の無償化、政治改革、憲法、行財政改革、次世代への責任という項目について、我々の具体的な考え方を順次示していくことになるのではないか」と述べた。
前原氏ら維新の新執行部は来週10日に立憲民主党や国民民主党など各党に挨拶回りを行う方向で調整を進めている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。