石巻市議会の12月定例会が12月3日開会し、市発注の下水道工事の入札を巡る官製談合事件の再発防止策を盛り込んだ条例改正案が提出されました。

3日に開会した、石巻市議会の12月定例会には31の議案が提出されました。

石巻市 斎藤正美市長
「信頼される市政のためのコンプライアンス条例の全部改正など、諸案件をご提案申し上げております」

このうち市発注の下水道工事を巡る官製談合事件で、今年4月、市の職員2人が逮捕されたことを受け、再発防止策として、これまでは原則として実名のみの通報としている公益通報制度を、匿名でも通報できるように改正する条例案が提出されました。可決されれば、来年4月1日から運用が始まります。

また、市は働き方改革の一環として、答弁書を作成する職員の負担が大きくなる月曜日に一般質問を実施しないことを議会側に求めていて、早ければ来年1月から採用される見通しです。石巻市議会の12月定例会は12月18日までの16日間の予定です。

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