石破茂首相は3日の衆院本会議で、非核三原則を巡り「政策上の方針として堅持している。見直す考えはない」と主張した。日本は核を保有する必要はないとの認識を示した。立憲民主党の小川淳也幹事長の代表質問に答えた。

首相は公明党の斉藤鉄夫代表の質問への答弁で、核兵器禁止条約を「核兵器のない世界への出口ともいえる重要な条約だ」と指摘した。核兵器国が参加していない現状に触れ「いまだその出口に至る道筋は立っていない」と話した。

小川氏は憲法改正に関し首相の在任中の発議があるか質問した。首相は自民党が9月に自衛隊の明記について論点整理したことに触れ「党として行った議論は引き継ぐ」と語った。在任中の改憲発議については明言を避けた。

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