国会では2日に続き、3日も衆議院で石破首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が行われています。

午後の衆議院本会議で、立憲民主党の小川幹事長が最初に質問したのは、11月にペルーで行われたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議での石破首相の対応についてでした。

立憲民主党・小川淳也幹事長:
総理にはお疲れもあったのでしょうか、先のAPECにおいて、席上スマートフォンの操作、海外首脳の挨拶に着座で対応、首脳陣の集合写真に遅れて間に合わない等、一部外交儀礼上批判の声が上がっています。

石破首相:
私自身、足らざる部分が多々ございました。謙虚に真摯に受け止めた上で、改善に努めなければならない。痛感を致しているところであります。

一方、石破首相は、選挙などの際のインターネット上の偽情報や誤情報について「表現の自由に十分配慮しながら、必要に応じ法規制も含めたさらなる対応を検討する」と述べました。

この後、2日に就任した日本維新の会の前原共同代表が質問に立ち、石破首相に対し、企業・団体献金の禁止や政策活動費の廃止の実現を訴えました。

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