国民民主党の玉木雄一郎代表と自民党の片山さつき政調会長代理がフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演。焦点となっている「103万円の壁」の引き上げ幅について、玉木代表は来年度の税制改正大綱に明記することが必要だとの認識を示した。
番組では、11月28日に臨時国会が召集され、石破首相が所信表明で言及した「103万円の壁」の引き上げ幅と財源について議論。
178万円に引き上げたいとする国民民主党と、与党との協議がすでに始まっている中、年内にまとめるのが通例となっている来年度の税制改正大綱に金額を明記するかを問われた玉木代表は、「年末の税制改正大綱に金額を盛り込まないと所得税法の改正案作れないですし、歳入が固まりませんから、どこまで上げるか金額は年末までに書き込まないといけない」と年内に引き上げ幅を示したいと語った。
そして、「間に合わなければ年末年始を返上するぐらいの気持ちで臨まないといけない」と訴え、具体的な引き上げの時期については「来年度からぜひ実施したい」と強調した。
一方、政治改革の焦点となる企業・団体献金の禁止に関し、玉木代表は「野党が一致したらやる」と述べ、その上で、「やるのであれば本気の実効性のあるものをやろうと言っている」と、条件が整えば法案の共同提出に向けた野党協議にも応じる考えを示した。
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