林芳正官房長官は29日の記者会見で、ロシア軍がウクライナ全土をミサイルや無人機で攻撃したことについて「強く非難する」と述べた。多くの電力インフラが標的となり各地で停電が発生したことを受けて「民間人や民間施設への攻撃は国際法違反で断じて正当化できない」と批判した。
ロシアのプーチン大統領は28日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の政府施設を攻撃する可能性を示唆した。林氏は「さらなる攻撃の可能性を示唆するもので受け入れられない。日本として深く憂慮している」と語った。「ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ」と改めて強調した。
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