工事上の問題で全線開通が遅れる見通しとなった中部縦貫道・大野―油坂道路について、近畿地方整備局は28日、2024年度内に開通時期を発表するとしました。
中部縦貫道の九頭竜インターから油坂出入口までの15.5キロメートルの区間「大野-油坂道路」について、2024年9月、近畿地方整備局は九頭竜インターから東に約9キロの位置に建設中の新子馬巣谷橋の現場で、橋脚の土台部分が想定より沈まなかったなど工事上の問題が複数発覚したと発表。
2026年春としていた開通時期が遅れる見通しとなりました。
その後の地質調査で、橋脚の土台部分の地盤に大きなすべり面が存在することや、強度の異なる岩石が複雑に分布していたことなどが確認されたということです。
近畿地方整備局は年明けに今後の工事の具体的な工法などを提示し、2024年度内を目途に事業費や開通時期を発表するということです。
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