自民党と立憲民主党の参院幹部らが28日、国会内で会談し、自民側は、収支報告書に不記載があった党所属の参院議員27人が政治倫理審査会に出席する意向を示していることを伝えた。
自民党の松山政司参院幹事長は会談後、記者団に対し、「27人から政倫審での弁明を希望する申し入れがあった」とした上で、立憲側に「年内に政倫審を開催したい」と伝えたと説明した。臨時国会の閉会後も含めて、年内開催に向けた調整を進める方針。
一方、立憲の斎藤嘉隆参院国対委員長は記者団に対し、「急きょそういう動きになって少し困惑する。5月に出席の要請をして以来、再三にわたって出席して弁明すべきだと申し上げてきた」と指摘。
その上で斎藤氏は、「年内に可能かどうかも含めて協議したい」とする一方、「場合によっては、年明けの早い段階も含めて協議せざるを得ないのではないか」と述べた。
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