28日開会した鹿児島県議会で、県職員の給与改定や災害の復旧費用などを盛り込んだ、112億円余りの一般会計補正予算案が提案されました。

約112億1700万円にのぼる一般会計補正予算案には、県人事委員会から引き上げ勧告を受けた、職員の給与改定に約71億円、2024年8月に上陸した台風10号などの災害復旧費用として、約33億6100万円などが計上されています。

また、鹿児島市の住吉町15番街区をホテルなどに利活用するための事業者の公募に向けた費用として、約350万円も盛り込まれています。

このほか28日の県議会では、鹿児島県の志布志港と宮崎県の都城市を結ぶ都城志布志道路について、志布志インターから志布志港までの約3.2キロの区間が2025年3月23日に開通することが発表されました。

都城志布志道路は、鹿児島・宮崎両県と国で1997年から整備を進めていた、全長44キロにわたる道路で、宮崎県側で整備が進められていた区間も、2025年2月に開通する予定で、これで全線が開通することになります。

県議会の日程は12月20日までの23日間です。

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