“マイナ保険証”への一本化で来週から健康保険証の新規発行が廃止されますが、県内の医師や歯科医師などで構成する団体が27日に佐賀市で会見を開き、健康保険証の存続を求めました。
【県保険医協会 中山利浩会長】
「いまの段階で保険証は残してください。これを強く訴えたいんですよね」
県内の医師や歯科医師などが参加する県保険医協会が27日に会見を開き、来週から始まる健康保険証廃止への問題点を訴えました。
全国の保健医協会が実施したマイナ保険証に関する調査で、佐賀県内では68.5%の医療機関でトラブルや不具合があったということです。
文字が黒丸で表示される、資格情報が無効となっている、カードリーダーが使えない、などのトラブルが頻発し、80%をこえる医療機関が健康保険証の廃止に反対しています。
【県保険医協会 中山利浩会長】
「マイナ保険証に関してはですね、あまりにも急ぎすぎていると、もう少しよいシステムにして提供してくださいというのが切実な願いです」
会見に先立ち県保険医協会は、県内すべての市長あてに健康保険証の存続を求める要望書を提出しています。
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