酒田市は27日夜、7月の大雨で被災した住民から意見を聞く「タウンミーティング」を開いた。
これは、酒田市が「復旧・復興方針」をまとめるにあたって被災した住民から意見を聞くもの。
初めての開催となった27日夜は、大沢地区の住民を対象に開かれた。
会では、市から今後5年をかけて行うとする「復旧・復興の基本方針とロードマップの案」が示され、その後、意見交換が行われた。
災害の発生から4カ月が経ち、被災地ではまもなく本格的な冬を迎えるが、住民からは「解体を控えた被災住宅が雪の重みで倒壊するのではないか」「復旧途中の国道344号できちんと除雪が行えるのか」など、意見や不安の声が聞かれた。
(酒田市総務課・荒木英義主幹)
「早急に対応しなければならない意見や要望もあったので、担当課につないですぐに対応していきたい」
タウンミーティングは今後、市内の西荒瀬や松山・平田地域などでも開かれ、市は意見を反映した「復旧・復興方針」を2025年1月末をめどにまとめる考え。
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