立憲民主党の野田佳彦代表は1日、自民党派閥の裏金事件を受け、自民を離党した世耕弘成前参院幹事長や、衆院選に非公認で出馬して当選した西村康稔元経済産業相ら計4人が自民会派入りする見通しとなったことについて「選挙が終わればみそぎが終わったみたいな意味では、反省が足りないとしか思えない」と非難した。
自民幹部が萩生田光一元政調会長、平沢勝栄元復興相も含む計4人に自民会派入りを打診していた。野田氏は、衆院選で自公が過半数割れする中、特別国会での首相指名選挙を控える現状を踏まえ「首相指名で少なくとも(人数を)確保しておきたい焦りもあるのだろうが、4人の会派を作り、協力を求めればいい話だ。自民会派に入れてしまうところから、思慮も足りないし反省も足りない」と突き放した。【池田直】
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