自民党は、衆院選の敗北をうけて選対委員長の辞任を表明した小泉進次郎氏を「政治とカネ」問題の再発防止など政治改革を議論するために新設した「政治改革本部」の事務局長とすることで調整していることが明らかになった。

「政治改革本部」は10月上旬に党総務会で石破総裁直属の機関として新設され、本部長には渡海政調会長が就任している。

関係者によると骨格人事として新たに本部長代行に田村憲久元厚労相、幹事長に斎藤健前経産相、事務局長に小泉進次郎元環境相を起用する方向で調整している。

「政治改革本部」では政治資金をチェックする「第三者機関」の設置や政策活動費の在り方を議論を深めた後、秋の臨時国会で法案の成立を目指す。

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