石破首相は、11月中旬に、中国の習近平国家主席と、総理就任後、初めて会談する方向で調整に入りました。
石破首相は、11月中旬に南米・ペルーで開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)、ブラジルで開催されるG20(主要20カ国・地域の首脳会議)にそれぞれ出席する方向で、この南米訪問に合わせて、習主席との会談を調整していることが政府関係者への取材でわかりました。
林官房長官は「数多くの課題や懸案が存在している日中両国間において、首脳レベルを含めたハイレベルの対話や意思疎通は重要であります」と述べました。
会談で日本側は、日中両国が共通の利益を拡大し協力する「戦略的互恵関係」の推進を確認したい考えです。
また、福島第一原発の処理水の海への放出を受けて中国が停止した日本産水産物の輸入再開や、中国軍機による日本の領空への侵犯など活発化する中国の軍事行動なども議題となるものとみられます。
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