石破茂首相(自民党総裁)の記者会見要旨は次の通り。

【衆院選】国民から極めて厳しい審判をいただいた。真摯に受け止め、心底から反省し、生まれ変わっていかなければならない。落選した閣僚や辞任した小泉進次郎選対委員長の後任は早急に決めなければならない。

【政権枠組み】議席を大きく伸ばした党の主張を取り入れるべきは取り入れる。政権枠組みは、今時点で連立を想定しているわけではない。

【政権継続】経済対策と2024年度補正予算案、25年度予算案を作り、切れ目のない対応を実施しなければならない。国政は一時たりとも停滞が許されない。厳しい声を踏まえながら、国政を確かなものとして進めていく。現下の厳しい課題に取り組み国民生活や日本を守ることで、職責を果たす。

【政治とカネ】さらに抜本的な改革を行う。政策活動費の廃止、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開と残金返納、改正政治資金規正法に基づく第三者機関の早期設置など、速やかに実現を図る。

【憲法改正】来年の自民結党70周年を控え、党是である憲法改正を前に進める。与野党の枠を超え、国会発議に必要な3分の2以上の賛成が得られるよう建設的な議論を行う。〔共同〕

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